Amazonゼログラビティチェアの評判は?安いけど座り心地が良いか検証
ゼログラビティチェアは「無重力の椅子」を意味し、さまざまなメーカーから同様の商品が出ています。
そして本商品はAmazonベーシックのオリジナルのリクライニングチェア。
「コスパが良い」と、かなり好評です。
人気はあるけど実際の気になる評価は?
ということで、アウトドア研究家の筆者が徹底的に検証しました。
ノーリー
ゼログラビティチェアの評価
星3個が平均で3.5以上が高評価です。
ゼログラビティチェアのメリット・デメリット
メリット
- 無段階リクライニングで、とてもリラックスできる
- クッション付きで後頭部が痛くならない
- メッシュなので蒸れにくい
デメリット
- 収納時サイズが大きく持ち運びが大変
- 着座と立ち上がりの動作が少し大変
サイズ・仕様
品名 | ゼログラビティチェア LF60040 |
タイプ | リクライニングチェア |
カラー | ・ブラック ・ベージュ |
材質 | フレーム:スチール(粉体塗装) 生地:ポリエステル アーム:樹脂成形品 |
サイズ | 使用時(約):幅66 奥行:最大153 高さ110cm 収納時(約):幅66 奥行:12.7 高さ94.4cm |
重量 | 7.48Kg |
耐荷重 | 136Kg |
適合するテーブル | ー |
メーカー | Amazonベーシック |
デザイン・機能
デザイン
全身を地面から離して宙に浮くように座れるデザインが特徴的です。
背の高さとフットレストの長さは十分にあり、身長180cmの筆者が座っても余裕があるくらい。
大きな本体は身体を優しく受け止めてくれます。
機能
リクライニング
リクライニングは無段階で調節して任意の位置で固定することができます。
クッション
クッションはゴムバンドになっていて、位置を変えたり取り外すことも可能です。
クッションの位置を変えることで枕がわりにしたり、腰あたりにしてランバーサポートとして使えるのがメリット。
アーム
大きなアームは樹脂でできています。腕を置いてリラックスできるのがポイント。
樹脂のため、汚れても拭きやすくメンテナンスがラクです。
・無段階でリクライニング調節できる
・クッションは任意の位置で使える
・アームは樹脂で汗や汚れを拭き取りやすい
座り心地
任意の角度に調節できる
リクライニングしない状態で座ると背中はほぼ直角の状態になります。
中間位置まで傾斜すると、フットレストも上がってきて、じわりじわりと無重力を感じてきます。
いっぱいまでリクライニングすると、身体が水平に近い状態までなります。
慣れないうちは転倒しないか恐怖心がありますが、安定性は高いので問題ありません。
ノーリー
程よいサイズのシート幅
身体が当たるシートの幅は43cmあります。
これはワークチェアの座面より平均2-3cmほど小さいくらい。ゆとりのあるサイズではないですが、かなり体格が良い方でなければ、窮屈に感じることはないでしょう。
ノーリー
底打ち感がない
お尻と背中は程よい弾力性があり、硬い板の上に座っているような底打ち感を感じません。
長時間座っても疲れない理由は、シートをゴムバンドで繋いでいるため。
座るとこのゴムバンドが伸びて、シートが緩やかに沈むんです。
ノーリー
ふくらはぎがラク
フットレストは足首付近までシートが張ってあるので、ふくらはぎがラクです。
頭から足先までリラックスできるのは、シートの面積が広いからでしょう。
背もたれは大きく安心感がある
背もたれは高さが110cmあります。
しっかりと後頭部を支える十分な高さなので、リラックスしやすいです。
シートの幅は43cmで、肩幅によってはシートの幅に収まりませんが、左右フレームが肩に当たり痛くなるようなことはないのでご安心を。
高さを実測したところ112cmありました。
公表値より2cmほど大きい結果に。その分ゆったり座れるので、小さいより大きい方が良いのは言うまでもありませんが・・
クッションの位置を調節して最適な位置に
クッションはゴムバンドで固定するタイプなので、好みの位置に簡単にずらすことができます。
たとえば、昼寝をするときは最大限リクライニングしてクッションを枕がわりに。
背もたれを起こして会話を楽しむときは、クッションを腰の位置にすればランバーサポートになって腰がラクになります。
ノーリー
アーム付きで腕をリラックスできる
アームはとても長く、緩やかなカーブを描いています。
これはどの位置でリクライニングしても腕がフィットしやすいようにするため。
また、アームは樹脂でできているので汚れても拭きやすいメリットがあります。
ただし夏は熱が伝わりやすいので、やけどしないように注意が必要です。
安定性
座った状態でも横揺れしにくく、安定性は問題ありません。
脚フレームの幅が広く、リクライニングしても簡単に転倒してしまうことはないでしょう。
しかし急激に背もたれを倒すと危険です。重心が一気に後ろにいくことにより転倒の危険性が生じます。
ノーリー
・クッションは好きな位置に固定できる
・シートは長さがあるのでふくらはぎがラク
・安定性は良いが急なリクライニングは禁物
リクライニングの固定方法
リクライニングは体重をゆっくりと後ろにかけていけば、背もたれが倒れていきます。
好きなリクライニング角度になったところで、両側アーム下にあるツマミを時計回りして固定。
再度リクライニング角度を調節するときは、ツマミを反時計回りにすればフリーになります。
組み立てやすさ
組み立ては工具不要で本体を広げるだけです。
しかしサイズと重量があるので地面に置いた状態でないと組み立てはできません。
本体を広げたら、脚フレームがいっぱいまで開いているかチェックします。
脚フレームが開ききっていないと、不安定になるので危険です。両手でしっかりと広げましょう。
着座・立ち上がる動作はラクではない
収納効率の悪さに次ぐもう一つのデメリットに、着座と立ち上がる動作のしにくさがあります。
これはフットレストが長く、座面の奥行きが深いため。
座るときも立つときも、アームに手を掛けながらゆっくりと動作すれば問題ありませんが、普通のチェアのようにすんなりとはいかない点は認識しておいた方が良いでしょう。
ノーリー
収納効率・運びやすさ
本商品は折りたたむことができますが、コンパクトにはなりません。
幅66cm、高さは94cmもあるので車に積むとなると結構なスペースを必要とします。
ただし厚みは13cmほどになりますので、室内収納するときは隙間に入れやすいのが救いです。
・重く持ち運びが大変
・厚みは13cmになるので隙間に立てて収納できる
品質
生地の質感
生地はポリエステルで、難燃などの機能は付いていません。
肌触りはサラリとしており、メッシュで通気性が良いためベタつきにくいです。
メッシュは通気性が良く蒸れにくいメリットがある反面、冬は寒く感じることも。
ノーリー
塗装
塗装はマットな仕上げで、ザラっとした質感です。
キズが目立ちやすい色なので、使ううちに早い段階から小キズはできると思っておいた方が良いでしょう。
可動部の品質
可動部(フレーム同士のつなぎ目)は15箇所以上ビスで留められています。
ビスが緩んできて外れるようなものではないので、締め直しをする必要はありません。
しかし可動部は経年劣化に伴い、破損が生じやすい部分です。
ときどきビスが折れていないか、異音がしないかなど定期的にチェックした方が良いでしょう。
・塗装はマットな質感でスタイリッシュだがキズは目立つ
・可動部は経年劣化に伴い破損しやすい
Amazonベーシックのゼログラビティチェアはどこで買える?
Amazonベーシックのゼログラビティチェア(LF60040)はAmazonから購入できます。
楽天市場など他のモールでも販売していることはありますが、通常価格より高いので注意してください。
口コミ・評判のまとめ
ゼログラビティチェアを実際に購入した人の口コミを一部紹介します。
この手の椅子をいろいろ買って試してみましたが、まず座り心地はとても良く、背もたれを倒すのも楽にできます。アウトドア用なので軽く、リビングでもどこでも使えます。
価格を考えると、これまで最高のリクライニングチェアだと思います。引用元:Amazon
寝心地最高です!
座り心地も良きです。
体重100キロの私が使ってもギシギシ言わず耐久性の高さを感じさせます。気になる点としては…
・背もたれの角度固定のロックが弱く、締めても背もたれ動いちゃう
・折りたたんで持ち運ぶとき、どこ持っても開こうとするので持ち運びにくい。ロックできればいいのに
・接地面のプラスチックカバーが外れやすい悪いところも書きましたが、総合的に大満足です。
おすすめですぜ引用元:Amazon
ベランダに置こうと思って購入しました。思ってたよりだいぶ大きくフラットにして座ると安定感悪いです。座った状態でも後ろに倒れそうになることが多いです。
もう少し小さいサイズで軽いものが良かったです。この商品はアウトドアが好きな方にはいいのかも、、、引用元:Amazon
レビューでは、とてもくつろげるといった意見が目立ちました。
レビューを見ていると、ふつうに昼寝用で使っている人もいるようです。
アウトドア用としてでなく、自宅でくつろぐためのチェアをして使用する人が多いということでしょう。
一部ですが「すぐに壊れた」「背もたれの位置が固定しない」といった否定的な意見もありました。
レビュー件数は8,000以上、星4つ以上は全体の80%ほどといった感じです。
まとめ:このチェアに座り夜風に吹かれながら満点の星を眺めたくなる・・
Amazonベーシックのゼログラビティチェア(LF60040)について解説しました。
全身をこのチェアに預けて、無重力状態で座ると・・
本当にリラックスできるので、気付いたらそのままウトウトしてしまうことも。
持ち運びは大変ですが、キャンプ場に設置さえしてしまえばもうこっちのもの。
思いきりリクライニングして満点の星空を無重力状態で見上げましょう。
最高の気分になることを保証します。
食事用のチェアとは別で、究極にくつろぐためのチェアを一脚持っておくとより快適にキャンプライフを送れますよ!
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